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2009年1月30日

『和歌山市民』さんからのご質問

 『和歌山市民』さんからのご質問にお答えしたいと思います。

 『私もこのブログやアンケートハガキのコメント欄に数回同じ質問を書かせて頂いたのですが、返事は頂いてません。HPを見ても該当の記述は見当たりません。もしかしたら、私の質問は意地悪質問と取られてるから返事をして頂けないんでしょうか。外国人参政権と人権擁護法案についてのお考えを聞かせて下さい』

 私のブログには時々悪意あるコメントが入ってきます(苦笑)。しかし『和歌山市民』さんからの質問を意地悪な質問だと受け止めたことなど一度もありません!!!
 
 それどころかとても気になっていました。

 さて、本題ですが、私は、人権擁護法案(民主党案では「人権侵害救済法案」)に基本的に賛成です。運用の方法に問題があるといけないのでそこら辺りのことを実際にどうすべきかもう少し調査、研究、勉強したく思っています。

 代議士の仕事はすべての方面において民意を反映しなくてはいけません。しかし各代議士には、それぞれ専門や得意分野があります。

 私の得意分野は経済、財政、社会保障です。

 当選して政治家になれたら、日本の抜本的な『財政経済の立て直し』に貢献するつもりです。自分の経験の蓄積もそこにあります。

 「外国人参政権」について、実は、正直に言いますと自分なりに主張できるほどの量の勉強がまだできておりませんでした。

 ご質問されてから、時間をつくっては、いろいろな資料を読み込んだり、多方面のご意見を伺ったりしている途中です。

 外国人の地方参政権ですが、認めている国は現在のところ39ヶ国。そこで、どう運用され、どういう結果が出ているのか調査資料をまだすべて集め終わっていません。

 日本で手に入る賛成派、反対派の資料はどちらも読んで勉強しています。ただ実際に実行した国があるなら、その結果どういう良い効果が出たか、あるいは悪いことが起きたか?いろいろ検証した資料があると思いますので、それを勉強することは必要だと考えています。ただし、勉強した上で、日本では歴史的な背景もありますし独自の道を考えるべきだとは思います。

 法律を一つ、つくるのは、本当にたいへん大きななことです。

 私としては、外国での調査資料も含めて、もう少し勉強して自分の意見をきちんと決めてから、この件については述べようと思いながら、、、、。

 いつのまにか、『和歌山市民』さんへのお答を延ばしてしまっていました。本当に申し訳ありません。

 私がこの件に関して、すぐに、強い答えが出せていないことを本当に恥ずかしく思います。「民主党の主張していることに同調します。」と言えば、まだ聞こえも良いのかと思いますが、、、勉強不足をここで正直に認めさせて下さい。

 自分にとってここで、勉強不足を正直に話すことには、勇気が要りました。私を支持していない方々から、この発言であげ足をとられることも覚悟です。

 ただ、皆さんに分って頂きたい。

 法律ひとつひとつ非常に大切なのです。

 それを勉強検証もしないで浅い知識のまま、「党の考えだから」とか、、ましては感情論で賛成・反対と簡単に片付けることが自分にはできません。

 お返事がたいへん遅くなり、また、まだ満足いく答えでないことをどうかお許し下さい。そして『和歌山市民』さん、もしよろしければ、あなたのご意見もお聞かせ下さい。また参考資料等ありましたら、ぜひ事務所にお届けください。

             私たちのために。
             私たちの子供たちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。

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