選・小沢一郎 あちきの浮浪雲
近所の本屋さんに立ち寄り、ボーと書棚を見て回るのが、最近のストレス発散法です。サラリーマンの頃は、時間があったので、気に入った本は片っ端から買って読めました。今は、買っても読む時間がないので、本を手にとってパラパラめくるだけのことが多いですね。それでも、ついクセで買ってしまい、「つん読」状態になっています。
最近、「選・小沢一郎 あちきの浮浪（はぐれ）雲傑作１０選」というのを見つけて、買ってしまいました。「あちきの浮浪（はぐれ）雲」はジョージ秋山の有名な漫画です。私も若い頃は通勤電車の中でビッグコミックオリジナルを読んでいましたので、大ファンです。
ちょうど私たちとその少し上の世代は漫画で育った世代です。私は小学校の３年生くらいから、お小遣いをもらうようになり、毎週１回、本屋に走って「少年サンデー」を買うのが至上の喜びでした。すぐに読み終わるので、何度も読んだあげく、よく真似をして漫画を描きました。
この時、漫画で速読の訓練をしたように思います。５年生になって、漫画にも少し飽きたのか、学校の図書室で本を借りて読むようになった時に「速読」が役に立った記憶があります。漫画はおもしろいですから次のページをめくるのが待ち遠しいでしょう。それで、早く文字を読むと同時に、見開き２ページ全体をひと目で把握するクセがつきました。
それはともかく、アメリカに行ってから通勤電車に乗らなくなり、それをきっかけに最近まで漫画とは縁がありませんでした。久しぶりに、ジョージ秋山の漫画を読んで、懐かしくなりました。小沢一郎とジョージ秋山の漫画はすごくミスマッチな気がしますが、小沢さんも子供の頃に漫画を読み込んだ時代があったのでしょう。
これも最近ですが、サッカーファンの友人から漫画を勧められました。サッカー漫画で「GIANT KILLING」（講談社）です。これまで全５巻出ています。弱いチームを勝たせていく監督が主人公です。めちゃんこおもしろいです。でも、睡眠時間が減るのでご用心を！
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。
