毎日が月曜日
浪人生活も3年目になりますと、少しずつプロフェッショナルになってきます。道端で演説していると、「鳥のから揚げ」やら、「散らし寿司」など食べ物をもらえるようになったことは、このブログにも書きました。托鉢のお坊さんではないのですが、晩ご飯でも、路上でいただける自信はつきました。
それがだめでも、支援者のお宅に上がりこめば、ご飯を食べさせてもらえるようになっています。毎朝5時に起きて、駅に行き、街頭演説。真冬や真夏は、お坊様の修行とおなじです。そのようにして、日々、他人様の情けで生きていますと見えてくることがたくさんあります。
引退したサラリーマンが、自嘲気味に「毎日が日曜日」とおっしゃることがあります。365日休みのない落選中の候補者にとっては「毎日が月曜日」になります。常に、新たな仕事の始まりです。
今日、新しく支援者になっていただいた方と一緒に車に乗っていましたら、「周平さん、今の生活、まるで楽しんでるようやね。」と声をかけてくれました。財務省の親しい先輩が、民主党で立候補することを報告した時に、「岸本君、落選したら3年から4年は浪人して、君の能力を生かせなくなる。もったいないじゃないか!自民党から行くか、少なくとも無所属で行きたまえ。」と親身になって意見をしてくれました。それは有難かったです。
私の政策立案の経験と人脈は、確かに今は何の役にも立ちません。スーパーマーケットの前で政策の演説をしているだけです。それでも、「鳥のから揚げ」をもらって涙した夜は決してむだではなかったと確信しています。
岸本周平。毎日が月曜日です!だって、政権交代のために命をかけているのですから、決して誇りは失っていませんよ。胸を張って、毎日、お供え物をいただいています。