中央大学大学院の講義
昨日は午後から雨が降ってきましたが、あいかわらず市内を走り回っていました。夕方、部落解放同盟和歌山県連の荊冠旗開きに出席。おかげさまで、次の衆議院選挙でのご推薦をいただきました。推薦候補として鏡開きの晴れやかな舞台にも上がらせていただき、感無量でした。ご推薦に恥じないように、死に物狂いで挑戦する覚悟です。
そのまま、関西空港に走り、ANA便で羽田に。昨年のブログでも書きましたが、中央大学の大学院で公共政策の集中講義をやっています。合宿形式のゼミなので、高尾にある、「わくわくヴィレッジ」という施設に夜遅く到着。集中講義は3年目になります。もともと、トヨタ自動車(株)の部長時代に後期の半年を週1回、土曜日に講義する予定で客員教授にしていただいたのです。
突然の立候補、そして落選で毎週上京することがかなわず、集中講義方式にしていただきました。公共政策を志す優秀な若者たちとの交流は刺激になりますので、本当に感謝しています。
事前に、何冊か講読図書を指定してレポートを提出してもらい、ゼミ形式で討論します。これはアメリカの大学での標準的なやり方です。先生が一方的に講義をして、生徒がノートを取るようなやり方はマレです。学生の自主的な取り組みを重んじるからです。プリンストン大学での私の講義もずーとこのやり方でした。
今日は一日缶詰状態で、「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」水野和夫著、日本経済新聞社(2007年3月)を講読しました。 私は昔の、蓄積だけで勝負しますが、大学院で勉強しているフレッシュな若者たちには大いに刺激をもらっています。心身ともにリフレッシュした一日でした。