水ときらめき紀の川館ーたそがれコンサート
(たそがれコンサートで演奏する「YUMEKOKO 60Th (夢ここ60TH)」)
この週末のイベントで、地元力を感じたのが、「水ときらめき紀の川館ーたそがれコンサート」でした。
「水ときらめき紀の川館」は和歌山市内の四箇郷地区にあります。国土交通省所管の紀ノ川大堰の管理施設ですが、展示コーナーもあります。
大堰に関する展示コーナーは、数年前まで休日もオープンしていて、地元の皆さんもよく利用していたのですが、折からの予算節約で休日の閉鎖が決まりました。
そこで、四箇郷地区の自治会長さん達が集まって、休日の運営をNPO法人「NPOきらめき紀の川」を立ち上げて行うことにして、施設の再開運動を始めました。
私も、霞ヶ関の人脈を使って、少しお手伝いさせていただきました。
この地元の運動が実って、今、日曜日の運営はNPO法人で行っています(土、祝日は閉館)。
そして、この秋、NPO法人が、施設の前の広場を使って、第1回目の「たそがれコンサート」を企画し、実現にこぎつけました。
地元のタクシー会社が、会社創立60周年の記念に社員さん中心でつくった「YUMEKOKO 60TH(夢はここから、60周年の意味)」も演奏にかけつけました。スイングジャズ10曲のオンパレード。
さらに和歌山のフラダンスチーム「Keola(けおら)」のフラダンスも披露。
紀の川に沈む夕日をながめながら、素晴らしいコンサートになりました。
地元の皆さんも大集合。
最初は自治会長さん達だけで30数人でスタートしたNPO法人も、今では、メンバーが約80人にまでふくれ上っているそうです。
四箇郷地区の自治会、住民の力の結集、まさに地元力を感じたイベントでした。
連合自治会長さんは、「予算もかかってたいへんやけど、地元に元気が出れば!」と一言。
NPO法人の関係者の皆さんのご尽力には頭が下がりました。和歌山の元気に貢献していただき、有り難うございます!!