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Blog活動ブログ

2011年1月25日

田口佳史先生著「老子の無言」

昨日から、第177通常国会が開幕。菅直人総理の所信表明演説でスタートしました。

26、27の両日、代表質問で、来週から衆議院予算委員会。

私は、今国会も財務金融委員会、内閣委員会、災害対策特別委員会に所属します。

政調会長補佐や党税調の役員も引き続きますので、金帰月来の忙しい議員活動が復活します。予算関連法案の成立が至上命題です。特に、財務金融委員会では税制改正法案が審議されますので、責任重大です。

、、、、と、肩に力が入ってしまいがち、、、汗。

そんなところに、「書経」の勉強会で講師をしていただいている田口佳史先生からご近著、「老子の無言」(光文社、2011年1月25日)をいただきました。

中国古典の大家である田口先生が、25歳でタイのロケ先で瀕死の重傷を負い、死の淵から生還した時に触れたのが「老子」だったそうです。

本書は、慶応丸の内シティーキャンパスでの講義をもとに編集されたものです。

ですから、話口調でわかりやすい、しかし、奥の深い本です。国会議員数名で毎月、田口先生から「書経」のてほどきをいただいていますが、わかりやすく説明してくださいます。

本を読みながら、肉声が聞こえてくるようでした。

「老荘思想」を田口先生は「生きてるだけで百点!ほかに望むことは何もない。」との一言に集約されています。うーん。どうもその境地には、、、、、難しそう、、、苦笑。

「上り坂の儒家、下り坂の老荘」とも教えていただいています。

そして、イチロー選手は老荘思想の体現者だとも。「はずす」という手法。力ずくではないパワーを見つけ出して活用する「イチローモデル」は、日本が世界で仕事をする時に活用できるとのこと。

内容は、私の下手な要約よりもお読みいただくしかありません。なお、昨年、儒家の思想について、「論語の一言」(光文社、2010年4月20日)を出版されています。合わせてお読みください。

http://blog.goo.ne.jp/shu0712/e/d68c7c76bd0b7f797d8731d21682604d

さて、肩の力を抜いて、老荘の精神で国会を乗り切ります、、、、、ちょっと無理かな、、ww。

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