和歌山県知事選挙最終盤。
和歌山県知事選挙も最終盤です。
今日は、補正予算が参議院で否決されましたが、両院協議会で予算の衆議院の優越から、成立しました。
私は、午前中に民主党税制改正プロジェクトチームの司会進行をしてから、国会対策委員会の許可をいただき、和歌山県知事選挙の応援のために地元和歌山に戻りました。
税制改正プロジェクトチームの総会のニュースが各放送局で流されたようです。私は、テレビを見るヒマがなくて見られなかったのですが、大勢の方から、「ニュースに映っててたね。見ましたよ。」と声をかけていただきました。
個人演説会の会場で、皆さんにそう言っていただけて、有難かったです。やはり、テレビの力はすごいですね。
この総会では、来年度の税制改正の重点事項に関して、党の意見を集約し、政府税制調査会に提案する原案を提示しました。
昔の自民党税調とは違って、マスコミフルオープンです。と言うか、役人でも、業界団体の方でも、名刺さえ出せば、誰でも入れるのです。これはすごい変化なんですね。
自民党税調では、政治家以外に会議に入れるのは、財務省と総務省の担当者だけでした。入り口で、族議員に役所の担当者が読み上げ用の紙を渡して、「先生、よろしく頼みます!」と送り出す。
族議員は、その通り、紙を棒読みして、役人に報告する。そんな会議でした。私が主税局で働いていた時から、ずーとそうでした。
フルオープンになったという大きな変化が評価されていないのは、広報の能力に欠けているからでしょう。
議論の内容も、議員が自分の言葉で、自分の信念を語るレベルの高いものです。司会進行をしながらも、自民党税調との質の違いに驚いています。
財政が厳しい中での、税制の議論ですから、制約のあることも事実です。
一日も早く、消費税を含む抜本的税制改革の議論を始めたいものです。民主党の税制改正提言の最後の行は、その言葉で締めくくられています。
来週も議論が続きます。早ければ火曜日、遅くとも水曜日には最終提言をセットします。