当選後のこの1年を振り返って。
(連日の夏祭りでのごあいさつ風景です。落選中の昨年まではありえませんでした。)
皆さまのご声援、お励ましのおかげをもちまして、忘れもしない2009年8月30日、第45回衆議院議員総選挙に当選させていただくことができました。
私は、2005年の総選挙で落選の翌日、9月12日の早朝から路上に立ち続け、当選後の今も、街頭や駅頭で時間の許す限り立ち続けています。直接、有権者の皆さんのお声を聞くこと、そして、そのご意見を国政に届けることが私の役目と確信しています。
昨年9月の初登院以来、財務金融委員会と内閣委員会に所属し、実際に法案審議に参加。両委員会で質問もさせていただきました。今年の2月からは財務金融委員会の理事に任命され、国会運営の舞台裏をかいま見ることもできました。
そして、7月には、近畿ブロック代表として、民主党の常任幹事に抜擢されました。常任幹事会は党の最高意思決定機関です。1回生議員としては例を見ないことなので、私自身、驚くと同時に緊張感を持って、活動しています。
金曜日の夜、和歌山に帰り、土日は街頭演説とミニ集会。月曜日の朝、駅前で街宣をしてから上京する「金帰月来」の生活にも慣れてきました。テレビ和歌山で「クロストーク」というレギュラー番組を持ち、AM、FMのラジオでもパーソナリティーをさせていただいています。それもこれも、応援団の皆さんに支えていただいているおかげです。
ひるがえって、鳩山新政権は「政治とカネ」の問題や「普天間問題」の不手際などにより、菅政権に替わりました。そして、その後の参議院選挙では、国民の支持を得ることができず、いわゆる「衆参ねじれ」の状態になっています。
来年度の予算編成や多くの懸案をかかえて、難しいかじ取りが必要になってきます。しかし、ピンチはチャンスです。しっかりと財源論をしながら、野党の意見を取り入れて、マニフェストを現実的な路線に修正していくことが有権者の皆さんの信頼を勝ち得る近道だと考えます。
私は、今、宇宙政策議員連盟と国家財政を考える議員の会の事務局長を務めています。
景気の悪い状況で、今すぐ、消費税を上げることはできません。しかし、経済成長による自然増収。社会保障制度の再構築のための安定的な財源の確保。その結果としての財政の健全化をセットで実現していかなければなりません。私のこれまでの経験と人脈が生かせるライフワークです。
応援団の皆さん!これからも、ご指導ご支援よろしくお願い申し上げます。皆さんと一緒に、和歌山から日本を変えるパワーになるよう命がけで努力いたします。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。