自民党総裁選
今日から、自民党の総裁選が始まりました。したたかに、半世紀を超えて、ほぼ一貫して政権を担ってきた政党です。底力をあなどることはできません。「茶番劇」だとうそぶいてみても、テレビも新聞も大々的に報道します。恐るべしです。
NHKの番組で、個人プロデユーサー残間里江子さんのコメントがありました。「敵役が少し弱いけれど、出演者は女性あり、年齢の幅もあり、ドラマとしてはおもしろそう。」とのこと。
残間さんには若いころから、ご指導をいただいていましたが、時代を見抜く眼力のある人です。私も、帰宅してから、民放のテレビを見ていましたが、本命麻生さん、対抗与謝野さん。おそらく、残間さんの言う敵役は石破さん。女子の本懐の小池さん、テレビ映りのよい石原さん。
確かに、おもしろい。話の内容は、どうしても現政権の枠内ですし、総選挙を意識して、踏み込み不足のところがありますが、画面だけ見ていますと、まあまあのエンタテイメントになっています。
12日間は、こうして自民党の露出度が上がっていきます。団体戦では、どうも我が民主党には分が悪そうですから、私は、これまで通り、コツコツと個人戦をまじめに戦い抜きます。
私は、若い頃、中曽根首相の総理官邸で1年、勤務していましたし、政府の側から、自民党のしたたかさや権力闘争のものすごさを見てきました。今度の衆議院選挙は、そうとう厳しい戦いになりそうです。
政界、一寸先は闇ですね。こちらへの順風は止んだと思って、気合いを入れなおさねばなりません。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。