出雲大社の特別拝観−伊太祁曽神社ツアー
(出雲大社の本殿前にて、記念撮影を。神妙な顔をしています。)
昨日から、出雲大社の特別拝観(平成の大遷宮)のバスツアーに参加してきました。このブログで再々登場の伊太祁曽神社の主催で、一泊二日のバスツアーが企画されました。
出雲大社では、60年に一回、神様を仮殿にお移しして、本殿の修復を行います。その間、本殿の中を一般公開するのです。60年前は、戦後の混乱の中、一般公開と言っても、地元の人しか来なかったようです。
今回は、一般公開の終了後、伊太祁曽神社の奥宮司さまのお計らいで、バス6台で特別拝観のツアーとなりました。何しろ、大国主命(おおなむじ)さまは伊太祁曽神社のご祭神である五十猛命(おおやびこ)さまに命を救われ、その後出雲の国をお造りになられたわけです。その時の神さま同士のご縁で、今回の特別拝観が実現したと奥宮司さまのお話でした。
年内にも衆議院解散の気配の中、時間も惜しいのですが、参加者の皆さんの中に、私の応援団が多かったので、いわば、後援会バスツアーのような気分で(これは本人だけの勝手な解釈ですが、、、。)参加させていただきました。これまでの3年間で「岸本周平後援会バスツアー」は一回しかできませんでした。トホホ!
予定では、午前6時45分伊太祁曽神社出発。ところが、この日に限って、大寝坊。いつもは、街頭演説のおかげさまで、自動的に午前5時には起きています。疲れがたまっていたのか、フト目を覚まして時計を見たら、6時18分。ドキドキです。
でも、自分でもビックリの反射神経で2分で着替え終了。子供の頃から、枕元に翌日の準備をして寝る癖が功を奏しました。早朝で、道路が空いていたこともあって、約20分で、自宅から神社まで。出発5分前に到着して、間に合いました。これは、伊太祁曽神社の木の神さまのご加護です。5分後に起きていたら、置いてけぼりですもんね。
さて、予定通り、神社を出発して、近畿道、中国道と高速道路をひた走ること7時間。無事、出雲大社に到着。全員、手水を使って心身を清め、まず仮殿の神さまにお参り。そして、本殿を拝観させていただきました。
本殿の内側は260年前のものとは思えない新しさでした。天井の「八雲之図」の色も、昨日描かれたかのような美しさです。しかも、八雲なのに、雲は七つしか描かれていません。これは、完成するとその時から古くなるので、わざと未完成にしているとの説明でした。
次の大遷宮は60年後。どう考えても、次は無理でしょう。当たり前か、、、(笑)。生まれて初めて出雲大社にお参りをしました。それが、「平成の大遷宮」ということで感激もひとしおです。
夜は玉造温泉に宿泊。今日は、朝5時半から参拝の玉造湯神社を皮切りに、その後、伯耆一ノ宮倭文(しとり)神社、稲葉国一ノ宮で武内宿禰さま(和歌山生まれ)をお祭りする宇倍神社に正式参拝。
昼食は鳥取砂丘のドライブインでした。ちなみに、52歳の今日まで、島根県と鳥取県だけは一度も足を踏み入れてきませんでした。ようやく47都道府県、すべてにお伺いができました。これも、木の神さまのおかげです。
道中、参加者の皆さんときずなを深めながら、必勝祈願をして参りました。そして、何年ぶりかに、少しのんびりとしました。温泉は本当に久しぶりでした。神様の前で、素直な気持ちでお祈りをする中で、この3年間を戦い抜いた自分にもしっかりと向き合うこともできました。決して「神頼み」ではありませんが、決戦への覚悟が固まりました。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。