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2014年5月26日

WBC女子世界フライ級タイトルマッチ

(コミッショナーからチャンピオンの認定を受ける真道ゴー選手)

 昨日、和歌山市内で行われた、WBC女子世界フライ級タイトルマッチの応援に行ってきました。

 試合前の国歌斉唱では和歌山の歌手TONPEIさんが出演。TONPEIさんの君が代斉唱は最高でした。

 試合の結果は、チャンピオンの真道ゴー選手がフライ級11位の挑戦者クレドペッチ・ルックムアンカン(タイ)を8回19秒、TKOで破り、2度目の防衛に成功。

 彼女と同じ異業種交流会「にきん会」の仲間と一緒に応援しました。日ごろはやさしくて笑顔の真道選手ですが、試合中は、集中力いっぱいの厳しい顔に一転します。

 リングサイドで見ていますと、女子の試合とは言え、すごい迫力です。

 女子では珍しく11キロもの減量をこなす真道選手ですが、軽快なフットワークと鋭いジャブやストレートにはびっくり。

(激しい打ち合いです。)

 真道選手は発達障害の子どもたちにボクシングやエクササイズなどを教えています。

 彼女自身、性同一性障害の診断を受け、昨年4月には公表もしています。

 「障害があっても夢や目標を持って生きてほしい。」と子どもたちを指導しているそうです。

 今回は、その子どもたちの名前をトランクスに書き込んで、「だから、ダウンして尻もちはつけない!」 と気合いを入れて戦ったとのこと。

 彼女の人柄や努力する姿勢に、和歌山市民のみんなが応援しています。

 二度目の防衛、本当におめでとう!!

 それにしても、挑戦者のルックムアンカン選手はタイから来て、よく頑張りました。真道選手が強過ぎただけです。

 真道選手が勝ったのは嬉しいですが、ルックムアンカン選手には、可哀想にとの思いもあります。

 ルックムアンカン選手にも心からエールを送ります。

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