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2014年1月3日

お正月の街頭活動

(日前宮門前での新年のごあいさつの様子。)

 毎年、元日は皇居で新年祝賀の義に参列。二日、三日は和歌山市内の「日前宮」(本当は日前神宮、国懸神宮)の鳥居前の路上で新年のごあいさつ。

 浪人中は元日も含め、三日間立っていましたが、現職になってからは、残念ながら二日間だけになりました。

 毎年立っていますので、同じ日に参られ、お目にかかる方が大勢おられます。

 「周平さん、今年も会えたね。がんばってよ。」と声をかけていただくと、また来年も立たなくちゃと思います。そのようにして7年間続けてきました。

(日前宮門前のにぎわい。)

 今年の三が日は東京も和歌山も暖かい街頭日和でした。この二日間、ポカポカ陽気のためホカロン要らずでした。

 昨日は、午前10時から午後4時まで、今日は午前9時から午後3時まで毎回6時間コースです。休憩なしでごあいさつします。

 食事はしませんが、いつもタイ焼きとかたこ焼きの差し入れをいただきますので、立ったままお昼ご飯代わりに食べさせてもらいます。

(日前宮鳥居前で記念撮影。朝一番に撮りました。すぐに人出で一杯になりますから、この場所では立てません。)

 今日は、午後1時から異業種交流会「にきん会」のメンバーと一緒に日前(ひのくま)神宮、国懸(くにかかす)神宮に初詣。両神宮は官幣大社で紀伊の国一の宮とされています。

 禰宜の紀さんが「にきん会」のメンバーでもあり、神宮の説明をいただきながら参拝させてもらいます。

 今年は、境内のえべっさんのご説明をいただきました。

 「市戎(いちえび)神社は、かつて境内の外にお祀りされていました。江戸時代の享保6年に境内に御遷座され日前宮の末社となりました。もともとこの社の近くで市が立ち非常に賑わったことから、次第に市のえべっさん・市えびすと呼ばれるようになり、たいそうな賑わいであったようです。和歌山市内では、東の宮と水門吹上神社のえべっさんが有名ですが、市戎神社も今再び売り出し中です。よろしくお願いします。」とのことです。宣伝しておきます!

(市戎の神社前で説明する紀禰宜さん)

 紀家は天皇家に次いで古い家柄です。天皇家には苗字が有りませんから、苗字のある家としては日本最古になります。

 日前宮に関して、司馬遼太郎の「街道をゆく (32) 阿波紀行、紀ノ川流域 」に詳しい記述があります。

 このブログにも何度も出てくる伊太祈曽神社、竃山神社、そして日前宮は和歌山の誇る古い神社で、初詣にこの三つの神社に参ることを「三社参り」と言って、大勢の善男善女が参られます。

 なので、お正月の三が日は、日前宮の前で立礼しますと和歌山中の皆さんにごあいさつができるという次第です。来年もよろしくお願いします。

(昨日、皇居でいただいたおせち料理)

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