2013年9月28日
和歌山市民オペラ「末摘花」
今日も、イベント盛りだくさんの週末がスタート。
和歌山市民オペラ協会第18回定期公演「末摘花」を観てきました。
多田佳世子先生が手塩にかけて育ててこられた市民オペラの実力は素晴らしいものがあります。
オペラ「末摘花」は、高校演劇として人気の高い榊原政常の戯曲「しんしゃく源氏物語」をもとに。作曲家寺嶋陸也が作曲したものです。
2011年9月4日の第16回公演で「末摘花」を上演したところ評判が良くて、今回の再演となりました。
久保美幸さんの末摘花の叔母さん役は当り役です。今日も素晴らしい熱演でした。
あらすじは、「光源氏の気まぐれで、一時寵愛された宮家の娘末摘花が、源氏が彼女のところに戻ってくる日を待ちわびている。彼女は醜女として描かれているが、心は純粋で源氏の愛を信じ込んでいる。両親が亡くなり、没落し、御殿は荒れ放題、女官たちも去っていく中で、現実派の叔母は家財を売り払って、自分の娘の家庭教師になるように勧める。最後に、源氏が末摘花のところに戻り、ハッピーエンド。現金な女官たちも戻ってくる。」というもの。
いやあ、面白かったです!!
演出は、杉理一さん、指揮は江田司さん。和歌山市交響楽団の演奏です。
和歌山市民が中心に長年、和歌山市交響楽団とコラボレーションしてオペラの公演を続け、市民会館のホールを満杯にするなんて、すごいことだと思いませんか。
楽しいオペラを鑑賞した後、とっても得をした気分になりました。和歌山はすごいとこですよ。