2013年8月15日
終戦記念日の平和祈念祭
今日は8月15日、終戦記念日です。
私は、毎年、和歌山県護国神社に参拝しています。
300万人を超す日本国民が命を落とした先の大戦の悲惨さを胸に刻み、改めて不戦の誓いをします。
このような悲惨な結果をもたらした当時の政治家、軍部の指導者の責任はたいへん重いと考えます。
「政治家が国民をあおってどうする!愛国心という言葉を使う政治家は信用できない。ともすれば熱狂的になる国民を静止するために、政治家は冷静でなければならないのだ。」 これは、有名な右翼団体トップの言葉です。
政治家として、一国のかじ取りの一翼を担う以上、日比谷焼打ち事件のように国民が熱狂した時にも、冷静な対応ができるような真の愛国者でありたいと思います。非国民とさげすまれても、国の行く末を過たない勇気を持てますようにと祈ります。
戦争の犠牲になったのは日本国民だけではありません。
先の大戦の、すべての国のすべての犠牲者を慰霊する施設が必要だと思います。
私たちが祖国を愛するように、すべての国の国民はそれぞれの祖国を愛しています。それぞれの家族とふるさとを愛するように。
今年もまた、靖国神社への政治家の参拝が取り上げられ、騒々しいことです。
政治家としての信念や見識にしたがって行動されているでしょうから、特にコメントはありません。
しかし、テレビカメラを引き連れて大騒ぎをしながら、お参りすることを英霊の皆さまが喜ばれているとは思われません。
今日は、心静かに、お祈りをする日です。