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2013年5月12日

391年目の和歌祭り

(和歌山市商工会議所青年部の皆さんと)

 現地時間5月10日午後12時20分出発のANA便でワシントンD.C.ダラス空港を出発。日本には11日の午後3時半に成田空港到着。そのまま、国内線を乗り継いで伊丹空港経由で和歌山に。

 米国東海岸から帰国の場合は、時差ボケ解消は比較的楽ですが、念のため、今日は午前6時から和歌山城の周りをウオーキング。

 午前中は、ラジオの和歌山放送「なるほど!納得!暮らしは経済だ!」の番組収録。

 午後は、391年目の和歌祭りに参加。権現様を祭る紀州東照宮の大祭の渡御のことを言います。まだ戦国の気風を残す1622年(元和8年)から始まりました。

 私は、2006年の和歌祭りから武者行列のメンバー(「大鎧」)として参加しています。どうしても参加できない年もありましたが、ほぼ皆勤賞で、今年は8年目。

 武者のよろい・かぶとは総量30キロはあります。最初の年は甘くみて、翌日ぎっくり腰になってしまいました(笑いと涙)。

 その後は、和歌祭りに備えて、日々、腹筋・背筋のトレーニング(今でも、続けています、、、、苦笑)。

 正午に東照宮を出発。和歌浦漁港から方男波海水浴場、あしべ橋、玉津島神社を通って、約3時間のコースです。ゴール直前のお店の前で升酒がふるまわれます。疲れ切っているので、五臓六腑に沁みわたります。でも、不思議と酔いません。

(武者三人のそろい踏み)

 餅つき踊りや舞姫、相撲取り、雑賀踊り、薙刀振りなど江戸時代から続く行列が延々と続きます。

 それぞれにポイントで演武をし、沿道の観光客や地元の皆さんに喜んでいただきました。

 私も、子どもの頃に印象に残っているのが、面被(めんかぶり)。通称「百面」と言われ、喜怒哀楽の表情を表しています。「百面」はけっこう怖い面です。

 演者も歌舞伎のような化粧をしていますので、幼児はこわがって泣きます。幼児がこの面に泣かされると健康に育つと信じられています。東北地方のナマハゲと同じですね。

(百面の女性と記念撮影。)

 400年近く続く故郷の祭りに、仲間と一緒に参加できることに誇りと喜びを感じます。

 和歌山に生まれて、ほんとに良かったと思える瞬間です。

 私は和歌山が大好きです。

 全国の皆さん!来年は、ぜひ392年目の和歌祭りを見に来てください。

 和歌山城、加太の海、紀三井寺、和歌の浦、、、まだまだ景勝地はたくさんあります。何より、おいしい海の幸、山の幸が楽しめます。

 そして、何と言っても、和歌山ラーメン!!皆さん!お待ちしています!

(岡口門から見た和歌山城天守閣)

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