世界経済フォーラム(World Economic Forum)
(世界経済フォーラム Japan Meeting 2012)
今日は、世界経済フォーラム(World Economic Forum)の会議に出席。
これは2012年のダボス年次総会の議論を踏まえて、日本が直面する諸課題の解決に向けてのアクションプランの作成に向けての会合です。
午前中、「日本の国際的な競争力」と「日本の国際協力」の二つのセッションがありました。
私は、競争力のセッションに参加。キーノートスピーカーは経済同友会の長谷川閑史代表幹事と世界経済フォーラムUSAのジャン-ピエール・ロッソ議長でした。
WEFからは、2011年のグローバル・競争力指数の説明がありました。
日本は、2010年の6位から9位にランクが落ちていましたが、そもそも一人当たりGDPを加味すると、20位くらいにしかなりません。
民間企業の技術力や効率性では高い評価ですが、労働環境や政治、政策などで低い点数しか与えられません。もっとも、平均値で見ますから、産業によっては生産性において高低もあり、いちがいにインデックスに一喜一憂するだけでもいけません。
サービス産業の生産性を上げることが大きな課題であることはコンセンサスです。
何よりも、国内の「雇用」をどのように維持するのか、経済政策の要諦はその一事にかかっているのではないでしょうか。
すでに、日本企業はグローバルな競争に備えて、国際化しています。これから、どの分野で稼いで食べていくのか?
フロアからは、すでに日本の若いベンチャーは最初から世界しか見ていないとの勇気づけられる発言もありました。
日本全体が、内向き志向になっている中、勇気を振り絞って、海外での競争に打って出る人材を育てていく以外に、日本の未来はないのでしょうね。
(月曜日の朝、上京前の街頭宣伝活動。)
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。