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2011年11月10日

日本・タイ友好議連の初仕事

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(日本・タイ友好議員連盟の設立総会の模様。右端が岸本周平。)

 今日は、衆議院予算委員会と本会議で、第三次補正予算案が可決成立しました。

 月曜日から、毎日、審議を重ね、午前中いっぱいまで審議の上の可決です。忙しい毎日だったのでホッとしています。

 本会議の終了後、同僚の吉田統彦代議士と一緒に、九段の在日タイ大使館まで、走りました。

 実は、昨日9日の夕刻、民主党日本・タイ友好議員連盟の設立総会がありました。

 以前から、タイと関係の深い議員の中で、議員連盟をつくろうという動きがあり、何度か、フートラクン大使ともお会いしていたのですが、タイからの議員団の来日に合わせて、、、、とか言っている間に時間が経ちました。

 そして、今回の洪水の被害です。

 まずは、議連を立ち上げて、タイの応援をすることにしようと、昨日の設立総会となりました。

 会長は鳩山由紀夫元総理。幹事長はタイに留学経験のある西村ちなみ代議士。事務局長は私で、タイとのご縁は、国際金融の仕事をしていた時に、何度もタイを訪問した経験です。バンコクのタイ大使館での勤務経験のある和田たかし代議士には副会長をおねがいしました。

 さて、タイ議連の初仕事ですが、医師の吉田代議士の母校名古屋大学医学部にチェラロンコン大学からSOSが来たことがきっかけです。

 タイには3万人以上の人工透析患者さんがいます。今回の洪水で、透析に必要な生理食塩水と透析液が枯渇するおそれがあるとの情報が入りました。

 そこで、日本透析医学会と日本腎臓学会が合計200万円の寄附で物資を手当て。その上、輸液メーカーの扶桑薬品からは150トン以上の生理食塩水の寄附がよせられることになりました。

 輸送は、タイ航空から、タイ政府の要請があれば無料で行うとの申し入れもありました。タイ側の受け入れはタイ赤十字に決定。

 順調に運んでいたのですが、あいにく、タイ政府からタイ航空への指示が出ません。そこで、日本の外務省から、タイ政府にお願いして、タイ航空への指示を出してもらいました。

 ところが、今度は、タイ航空の社内の手続きがなかなか進みません。

 患者さんの命にかかわる話なので、日タイ議連の会員でもある吉田代議士と事務局長の私とで、急遽、フートラクーン大使に、応援を頼みに行ったしだいです。

 旧知のフートラクーン大使には、議員連盟の設立総会の報告後、ただちに本件を説明しました。

 大使は快くお引き受けくださいました。また、これまでの日本政府の支援に対する感謝のお言葉もいただきました。

 大使からは、輸液と一緒に、日タイ議連の代表が、実際にバンコクに行ってはどうかとのご示唆もいただきましたが、国会日程からは難しいと思います。

 しかし、議連発足早々に具体的なアクションを起こせたことは、たいへん良かったですし、さらなる応援のやり方を考えているところです。

                    私たちのために。
                    私たちの子供たちのために。  
                    私たちの大切な人のために・・・。
                    信じられない政治に終止符を打つ。
                    そして、信じられる政治を創るために。 

衆議院予算委員会の委員になって。

2011年11月7日

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