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2009年7月16日

障害者自立支援法利用者負担違憲訴訟


   (障害者自立支援法利用者負担違憲訴訟の勉強会の一コマです。) 

 今日も暑い一日でした。今朝は紀三井寺の交差点で街頭演説をしましたが、早朝から、暑かった!!

 しかし、午後の辻説法の途中から、曇りがちになって、ホッと一息。何とか、夕方まで持ちました。

 その後、いくつかの集会をこなし、「障害者自立支援法利用者負担違憲訴訟」の勉強会に参加しました。

 講師は、この運動を推進しているNPO法人自立生活応援センターわかやま代表の大谷真之さんと弁護士の長岡健太郎さんでした。

 http://www.wasaren.org/sosyou/

 障害者自立支援法はチャレンジド(障害者)が福祉サービスを利用する時の1割負担が原則です。それに付随して、訪問介護サービスの時間数が減らされるなど、運用面でも利用者が困るケースが増えてきました。

 その結果、全国で、利用者負担処分の取り消し訴訟などが起こされてきました。和歌山でも提訴が行われます。

 今日、民主党のマニフェストの骨子が発表され、障害者自立支援法の凍結により、原則1割負担から支払い能力に応じて負担額を決める「応能負担」に戻すことを決めています。

 講師のお二人のお話の後で、このマニフェストについて、説明の機会をいただきました。マニフェストの説明は当たり前のことなので、簡単に終わりました。

 むしろ、私からは、大蔵省の社会保障予算の担当を長くやった経験や、ケネディー大統領の「チェレンジド(障害者)を納税者にしよう!」との演説の紹介に時間を割きました。
 
 「チャレンジドに、障害年金の形で生活を支援することはた易いことだ。しかし、意欲と能力があるチャレンジドの皆さんが働いて、稼いで税金を払って、誇りある人生をおくってもらうことのできる国こそアメリカだ!そのために、障害年金にあてる以上の税金を使おうじゃないか。」(注:当時はまだチャレンジドという英語はありませんでした。)

 このような内容の演説です。この演説は私が政治家を志すことになった大きな原因の一つとなりました。

 障害者自立支援法の見直しは、私のこれまでの経験や人脈による「ほんまもんの力」を、ぜひとも発揮したい分野です。

             私たちのために。
             私たちの子供たちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。

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