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2009年7月9日

和歌山大空襲

 今日は、和歌山大空襲の慰霊の日でした。64年前の7月9日の夜、和歌山大空襲がありました。

 ウキペディアを引用すると、次の通りです。

 「22時25分に和歌山県全域に空襲警報が発令された。そして、22時30分には紀州沖海域にも空襲警報が発令された。23時頃、ラジオが「敵爆撃機、約250機、5群に分かれて紀伊水道を北上。淡路島上空で旋回し、1群は南東方面に向かった」と報じた。アメリカ軍は高度約3,100〜3,500mより和歌山市上空に進入し、23時36分に河西部の湊河口付近へ照明弾を落として、爆撃を開始した。その後、アメリカ軍は紀ノ川駅周辺を爆撃し、和歌山市駅、ぶらくり丁、和歌山県庁舎付近、和歌山市役所付近などに焼夷弾や油脂弾を落としたため、中心部はほぼ壊滅状態になった。また、市民は4,000坪の空き地になっていた旧和歌山県庁舎跡(現:汀公園)に避難していたが、そこを火災による熱風が襲ったため、そこだけで748人もの死者を出してしまった。」

 少し長い引用になりましたが、この「乾いた」客観的な記述の方が、地名をよく知る私には衝撃だったのです。

 和歌山市民なら、かんたんに想像できます。このなじみ深い土地で爆撃があった悲惨さを。
 そして、まさに、「汀公園」には慰霊碑があり、今日の式典もそこで行われました。

 私は、落選してすぐ、和歌山市駅で街頭演説中に、フラッシュバックのように、そこが爆撃される様子が目に浮かび、「この当たり前の通勤風景を守るたいせつさ」を確信した経験があります。

 このブログにも書きましたが、落選してすべてを失ったことが身にしみた時、普通に通勤するサラリーマンの皆さんがうらやましく見えた日のことです。当たり前の生活を守ることが政治の目的だと、再認識した日のことです。

 今日は、心静かに、和歌山大空襲の犠牲者の皆さまのご冥福をお祈りするとともに、平和を守ることこそが政治の最重要課題であることをかみ締めたいと思います。 

             私たちのために。
             私たちの子供たちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。

自転車部隊大作戦!

2009年7月7日

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2009年7月10日