寒稽古
(中之島の藤村茂記念柔道会館での寒稽古の模様です。)
昨日は、朝6時半から、中之島の柔道会館での寒稽古に参加しました。毎年の恒例行事です。いつも、柔道連盟参与の役で、子供たちにあいさつをさせてもらうのですが、今年は次のようなお話をしました。
「皆さん、柔道も勉強もしっかりやってください。そして、好きな本をたくさん読んでください。でもね、勉強しても忘れることが多いとやる気をなくしたりしますね。それは違います。覚えたことは知識になりますが、忘れたことは「センス」になって残ります。稽古もうそをつきません。いくら稽古をしても成果が出ないことがありますが、必ず身体が覚えていますから、突然、勝てる日が来ます。」
私の柔道は年数が長いだけで、決して強くはありませんでした。それでも、和歌山市内の中学校団体戦の決勝戦で、「体落し」で一本勝ちした時の喜びは今でも覚えています。
あの日から40年近く経った今、毎日の草の根の政治活動が成果を出す日が来ることを願っています。合わせ技でも良いのです。一本勝ちしたいものです。
それはそれとして、今日第2次補正予算が強行採決されました。「一日も早い成立のため」というのが言い訳です。
でも、「麻生さん、それはないでしょう。」
一日も早い経済対策第2弾を実施するためには、昨年の12月に第2次補正予算を出すべきでした。その場合には、民主党も反対できなかったはずです。
なぜなら、「景気対策はスピード感が決め手です!」と政府に言われたら、悪役にはなれません。そのチャンスを逃して、1ヶ月も景気対策を遅らせた挙句(あげく)の果てに強行採決では、国民は納得できません。
今は危機的な経済状況なので、与党も野党もないのです。国民の生活が第一なのです。
雇用対策と中小企業対策に関して常識的にただちに合意できる範囲があるはずです。その範囲で、与野党一致で、補正予算と関連法案を今すぐにでも可決していただきたい!その意味では、民主党も政局を忘れて、協力していただけないかと心から願います。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。