蟻(アリ)と象の戦い!
今日、何本か私の携帯に友人たちから電話が入りました。
新年のおめでとうコールかなと思って出ましたら、「周平さん!!週刊文春の選
挙予測の記事見たよ〜!良かったね。」との声でした。
私の気持は複雑です。
週刊誌の選挙予測は、元々費用を多く使えませんから、過去のトレンドに政党支持率の変化などを加工した簡易なものなのです。
実は、民主党も自民党も独自に選挙区ごとに調査をしています。私の手元に来たものには、悲観的な結果も沢山ありました。
その意味では、全国判の週刊誌予測というのが、一番曲者なんです。これをみた有権者の多くが、岸本はもう当選するだろうから、と思い、確実に相手候補に票が流れるからです。
こういう週刊誌の予測の流動票のせいで落選した候補者が全国には沢山います。
保守、自民党王国の和歌山1区は、かたくななまでの自民党ブランドへのこだわりがあります。毎日、選挙区を歩いている私には肌感覚でわかります。
3年4か月にわたる地味な草の根活動で多くの個人の方々が岸本周平に耳を傾けてくれるようになりました。
しかし相手は現職副大臣、こちらは無名の挑戦者であり、大きな組織のバックアップもありません。
個人ひとりひとりに向けた草の根の活動が相手陣営の大型組織票に本当に勝てるのか。正直ふたを開けるまでは全くわかりません。
和歌山1区は今まで一度も民主党が勝ったことがないのです。昨年の参議院選挙でも勝てませんでした。そのくらい自民党が強い地区なのです。
私は今まで何度も「蟻(アリ)が象を倒すようなものだ、無理な戦いだ。」と言われ続けてきました。あと1歩のところで、この結果のせいで踏みつぶされてしまうかもしれない。
なにせ、蟻(アリ)ですから、、、。
あと1歩。長い苦しい1歩になりそうです。
ただ蟻(アリ)も1匹ではなく多くの蟻(アリ)が集まれば、象を倒すことができると私は信じています。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。