時事通信社の調査で内閣支持率16%に!
とうとう、麻生内閣の支持率が16.7%になりました。わずか、一ヶ月で22%も減らしています。
理由はいろいろあるでしょうが、第2次補正予算の国会提出を見送ってまで重視した2009年度予算編成が大失敗だったこともあるでしょうね。今回の予算編成は、プロの目から見たときに、余りにもプロセスがお粗末でした。
基礎年金の国庫負担を三分の一から二分の一に上げる前提は、安定財源が確保される(少なくとも目的税的な増税が必要)ことであるという閣議決定があります。ところが、今後2年間は、昨日説明した「埋蔵金」でしのぐとのこと。
本来、国債の償還に充てるべき「埋蔵金」のどこが安定的な財源なのでしょうか?もはや、責任政党としての自民党の政治は終わったと言わざるをえません。
一方で、野党が多数を占める参議院で、雇用関連の法律案の強行採決がありました。民主党の戦略、戦術として理解できないこともありません。しかし、本当に困っているのは失業している国民なのですから、与野党一致で、雇用対策の予算と法律だけは切り離して成立するような働きかけをしてもよかったのではないでしょうか?
政治は国民のためにあるのです。あたりまえのことです。与党野党との戦いの前に、必要な部分は進んでお互い協力するという姿勢も、必要だと思うのです。
この4年間、落選中の候補者家業をしながら、中央大学の大学院にて集中講義の形で若者たちに公共政策学を教えてきましたが、若い学生たちに今の政治状況を誇りを持って語れないのが残念です。
正直、私一人で今のような政治の閉塞状況を打ち破れるかどうか、、、。
それでも、私は挑戦をしていきます。今の若い人たちに素晴らしい機会を与える社会を創るために!
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。