辻説法の楽しみ
毎日、毎日、辻説法をしています。午後の住宅街は誰も歩いていません。誰もいない四つ角で、必死に声を張り上げて演説をしています。
、、、、と。小学校からの帰りの子供たちが、、、。
この子供たちが私の演説の聴衆なのです。住宅地の公園で辻説法をしていますと、そこで遊んでいる子供たちが寄ってきます。
「おっちゃん!何してんの?」
「うっー!演説してるんやけどなあ、、、。」
「がんばってやっ!おっちゃん!選挙やろ?」
「あっ!おおきにやで!ありがとう!」
近頃の小学生はあなどれません。テレビのニュースを親と一緒に見ているのでしょうね。いろいろませたことを聞いてきます。
今年の春先、とある団地で演説をしていましたら、小学校2年生の名札を付けた男の子が近づいてきました。
「おっちゃん!その旗、持っちゃろか?」
「、、、、、、」
「今度、ガソリンの値段下がるて、ほんま?なんで?」
こうなると、子供にも判るように、「暫定税率」の話をしなければなりません。あの子、判ってくれたんかな、、、、?!
おもしろいのは、私が辻説法で、住宅街を歩いていると子供たちがゾロゾロとついて来ることがあるのです。かわいいですよ。その子たちには、名刺を上げるようにしています。子供は私の写真つきのカラフルな名刺を上げると、すごく喜んでくれます。
先日は、小学校1年生の男の子と女の子が追いかけてきました(1年生であることは名札で判ります。)。
私に見つからないように、20メーターくらい後を、隠れながらついてくるのです。知らないふりをしていたら、いつまでもついてきます。
「おーい。こんなに遠くに来たら、迷子になるで!早よう帰りなさいよ!」
「ええもん。道、知ってるもん!」
かわいい二人の子供さんでした。
夕方の5時を知らせるチャイムが鳴ったので、「はい。もうお母さん、心配してるさかい、帰んなあよ!」と言ったら、さすがに素直に帰りました。抱きしめてあげたいほど、感動しました。
明日も、子供たちに名刺を配ってきます!
ひょっとして、和歌山市内の小学生だけで選挙したら、ぶっちぎりで勝つかもしれませんね、、、、、(笑)。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。