2008年11月18日
山口剛彦元厚生事務次官のご冥福をお祈りします
インターネットのニュースで山口剛彦元厚生事務次官ご夫妻が刺殺されたことを知りました。
山口さんとは私が主計局で厚生省の予算を担当している時に、支給開始年齢引き上げの年金改正を一緒にさせていただきました。当時、年金局長でした。
何でも本音で語る豪快な部分と繊細な気配りのできる方でした。査定官庁という立場を越えて、いわば「戦友」として年金改革を成し遂げた同志でした。
心から尊敬できる官僚の先輩でもありました。
どうして、こんなことが起きるのか今でも、信じられません。官僚機構の組織的な問題点は政権交代によって直していかなければなりません。
しかし、官僚個人を攻撃してすむことは一つもありません。
これが、計画的なテロ行為であるならば、断じて許すことはできませんし、再発防止の手立てを最大限とらなければなりません。
霞ヶ関の官僚の皆さんが、萎縮することのないように願います。
山口剛彦さま、美知子さまご夫妻のご冥福を、心からお祈りします。合掌。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。