バナナが消えた!
和歌山でもスーパーマーケットからバナナが消えました。私は、もう何年も前から、朝飯はバナナとコーヒーにしていました。ダイエットのつもりは全くありません。
朝5時に起きて、6時にはどこかの駅に立たねばならぬ身の上です。日によって、バナナを1本か2本ほおばって、車で走るのです。要するに、便利なんですね。
ところが、前回の納豆ダイエットと同じで、「にわかバナナファン」が買い占めるのです。夜遅く、帰宅して近所のスーパーに買い物に行く周平君に、バナナは当たりません。
どうか、和歌山の皆さん、「バナナダイエット」は効果がありませんから、少しだけ、周平にバナナを返してくださいな。この3年間で、バナナだけの朝食の私ですが、4,5キロ太りました。これは、ほんまです。でも、まあ、ストレス太りかな?
バナナで思い出すのは、官邸で中曽根総理大臣の秘書をしていた頃のことです。私は、まだ30歳で、大蔵省からの出向です。局長級の総理秘書官が大蔵から出ていたので、その先輩のかばん持ちでした。
それで、中曽根首相の身の回りのお世話もさせてもらいました。総理大臣は本当に忙しくてたいへんです。中曽根総理は普段は官邸内で秘書官たちと一緒に昼食を取られていました。
ところが、国会開会中は昼食の時間など取れません。そのために、総理執務室の机のキャビネットの中に銀座千疋屋の特注のバナナが入っていました。総理は、昼休みに2本か3本バナナを食べて、国会に出ていかれました。
月曜日の朝に、それは見事な黄金色の大振りの一房が届けられます。土曜日には、キャビネットに残されたバナナを秘書仲間で山分けです。さすがに、外の皮は黒くなっていますが、ちょうど熟して、一番おいしいタイミングでお腹いっぱい食べました。
ひょっとして、今、その時のツケが回っているのでしょうかね(笑)!
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。