国会での野次
これから、コメントをいただいたら、できる限りこのブログ上で答えていきたいと思っています。たくさんの宿題をもらっているのは判っています。徐々に書いていきます。
今回は国会での野次について書きます。
『ただ、あのヤクザのような大声だけの野次は見ていて、聞いていて情けなかったです。野次をとばす必要はあったのでしょうか』
おっしゃること、もっともです。
しかし演説には、実は野次はつきものなのをご存知でしたか?
私は、中学、高校と弁論部にいて、たくさんの弁論大会に出場し、優勝もしたことがあります(ちょっと自慢で、すみません。)。
弁論大会では、当意即妙の野次を飛ばすのも弁論部員の腕の見せ所なのです。
つまり野次も重要なポイントの一つなのです。
内容に関して、ウイットに富んだ野次を飛ばすことができれば、褒められます。
もちろん、動作や態度を野次り倒すのもOKなのです。
逆に、そんな野次攻撃に動揺したら、スピーカーの減点の対象になります。
野次にひるまないスピーチができれば、勝つことができます。ある意味、ゲームみたいなものですね。
例えば、議論の国、イギリス。
イギリスの国会では、野次は壮絶です。しかしそんな野次に動揺していたら、国、地方の代表にはなれません。スピーカーは平気な顔でスピーチを続けます。
ただし、今の日本の国会の野次は、きちんと弁論術を勉強した議員が少ないので、本来の野次ではない、品格の無いものが多いみたいですね。
その意味ではコメントを下さった方の意見に賛成です。
私を国会議員にさせていただいたら、ユーモアたっぷりの気の利いた野次を飛ばしますよ。声もヤクザみたいではなく品良くですね(笑)。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。