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2008年9月23日

民主党大会での稲盛和夫さんのスピーチ


   (民主党臨時党大会でスピーチする稲盛和夫さん。撮影:岸本周平)

 またもや番外編です。民主党の臨時党大会に稲盛和夫京セラ名誉会長が来られたことは、前のブログで書きました。

 稲盛さんのスピーチが素晴らしかったのです。会場を大爆笑の渦に巻き込むやら、感動を与えるやら、さすがに2社で年商5兆円の会社を創業した方ですね。

 稲盛さん曰く、「私は2大政党による政権交代論者です。だから、今は民主党を応援しています。民主党が政権を取って、政策を間違えれば、また自民党に戻せば良いのです。」とキッパリ。

 その後、「民主党の皆さんにお願いが二つあります。」と。

 まず、その1、「民主党の政策には財源の裏づけがないと批判されています。でも、財源があれば同じことを自民党政権が実行していたはずです。私が京セラを立ち上げた時、財源なんかありませんでした。強い思いだけでスタートすれば、財源は後から付いてきます。」

 そして、その2、「若い候補者の皆さんは、強い自民党のベテラン政治家と戦っていると思います。ですから、街頭演説では次のように言ってください。」

 「私は、対戦相手に比べて、年齢も経験も全く及びません。しかし、政権交代をするには数が必要なんです。私は数の内なんです。当選させていただければ、努力をして、立派な政治家になりますので、とりあえず、票を入れてください!」

 会場は大爆笑でした。でも、この二つは、ある意味ではポイントを突いています。稲盛和夫さん、恐るべし!

             私たちのために。
             私たちの子供たちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。

民主党代表選挙集会(臨時党大会)

2008年9月22日

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