盛和塾のご報告は少々硬めになってしまいました。事実関係をきちんと伝えなければと思ったからです。

　本音バージョンです。塾長例会の懇親会と経営問答が終わった後、参加者全員で輪を作ります。そして、「ふるさと」を合唱しました。ホテルの会場一杯使って、大きな輪ができました。稲盛さんを真ん中に、大きな声で「うさぎ追いしかの山、、、」と歌うのです。

　歌いながら、この３年間の和歌山の風景が脳裏に浮かんでは消えました。３０年間生活していた東京から、ふるさと和歌山に帰ってきました。濃紺のパッソの車窓から見た和歌山城。のぼり旗をつけた自転車に乗って走った「けや木通り」。歩き回った田園地帯の水田の青さ。

　涙が止まりませんでした。ふるさとを合唱して涙することは東京の生活では考えられませんでした。むしろ、大勢で合唱する中で、泣いている大人を見たら、「変な人」と思っていました。

　関東在住の応援団の方からは、「周平さんは泣き過ぎですよ。」とからかわれています。年齢のせいなのか、３年間の浪人生活のせいなのか。よく判りませんが、涙腺が弱くなってしまいました。

　クールな官僚だった（違うと言う人もいますが、、、。笑）私が、泣き虫のオジサンになってしまったのも、まんざら悪いことではないのかな、、、。と思う今日この頃です。

　　　　　　　　　　　　　私たちのために。
　　　　　　　　　　　　　私たちの子供たちのために。　　
　　　　　　　　　　　　　私たちの大切な人のために・・・。
　　　　　　　　　　　　　信じられない政治に終止符を打つ。
　　　　　　　　　　　　　そして、信じられる政治を創るために。