岡崎団七踊り
(神前団七保存会の皆さんによる「岡崎団七踊り」の輪)
ゴールデンウイークや年末・年始のお休みには、ご家庭を訪問しても歓迎されない場合があります。そんな場合に、私はスーパーマーケットや百貨店の前で、街頭演説をすることにしてきました。
ゴールデンウイーク街頭演説4Daysとか年末街頭演説3Daysなどと名づけて、和歌山市内を駆け巡ります。お盆のお休みは、今年初めての試みです。夏休みお盆シリーズ4Daysも今日が3日目です。
当たり前ですが、他府県ナンバーが目立ちます。大阪の車は当然です。奈良、岐阜、三重などはゴールデンウイークの時にはあまり見ませんでしたが、けっこう走ってました。その上、湘南ナンバーをはじめ関東のナンバーまで見つけました。ガソリン代が高くなっても、高速道路を使って、帰郷する方が多いようです。
今日も、熱中症になる寸前に演説を止めて、夕方から盆踊りシリーズ。神前の盆踊りは、生まれて初めて見る踊りでした。なんと、江戸時代に作られた踊りで、和歌山県無形文化財に指定されています。以下、和歌山市のホームページからの引用です。
「岡崎の団七踊は,和歌山市の東部岡崎地区一円で,毎年8月13日から16日までの間,盆の慰安行事として鎮守の森や境内などを利用して行われる盆踊りである。
この踊りの起源は,江戸時代の寛永年中,奥州白石郡坂戸村で悪代官志賀団七に殺された与太郎の娘,宮城野と妹しのぶが,13年目に父の仇討ちを遂げたという事件があり,それが脚本されて江戸歌舞伎に上演されたが,たまたま紀州藩主に随行して江戸に赴いた岡崎の郷士が観劇して大いに感心し,この事件を謡と踊りに仕組んだもので,長年地区民達にもてはやされ郷土芸能となったものである。」
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/menu_4/bunka/dansiti.htm
写真のように子供たちが敵役の団七役、なぎ刀をもつ姉役、鎖がまを持つ妹役の三人一組でストーリーに合わせて踊ります。こんな古い踊りを地元の方々が保存して、継承していることに感動しました。
皆さん、和歌山の奥は深いですぞ!
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。