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2008年7月29日

5つの安心プラン

 今日発表された「5つの安心プラン」を読んで、「制度疲労」という言葉を思い出しました。「金属疲労」ではありませんが、もはや、今の日本政府には行政を運営する能力がなくなっている様子です。

 5つの柱は、?高齢者対応、?医療体制の充実、?子育て支援、?雇用対策、?厚生労働行政への信頼回復です。それぞれの項目の文章は、目新しさもなく、役所で言えば、係長の作文です。

 これでは、福田総理も、舛添厚労相もお気の毒です。あるいは、官僚に丸投げしているお二人の責任かもしれません。

 私が、厚生省の予算担当主査だったころ、子育て支援のための「新エンゼルプラン」を作ったことがあります。当然ですが、官邸と主計局で相談をして、具体的な財源をもらいました。たとえば、1000億円で「新エンゼルプラン」を作れと言う指示がありましたから、厚生省の担当者と徹夜を繰り返しながら、具体的な政策に落とし込んでいきました。

 今回のように財源の手当てのない「単なる作文」を世間に発表するという感性が信じられません。それに、5つの柱の順番もおかしい。まず第1に、厚生労働行政の信頼回復がくるべきです。

 局長以上の責任者には全員お引取り願って、民間や学界、あるいは若手の改革派の思い切った政治任用で組織のウミを出し切るべきです。これは、政権交代の際の民主党のマニフェストです。

 手前味噌かもしれませんが、もはや、政権交代でしか、霞ヶ関を改造することは不可能であることが、皮肉なことに「5つの安心プラン」で明白になりました。

             私たちのために。
             私たちの子供たちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。


岸本周平 公式サイト     

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2008年7月28日

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2008年7月31日