和歌山掃除に学ぶ会
(2時間みがき続けてピカピカになった箕島小学校のトイレです。)
昨日は、分刻みのスケジュールの中で、「和歌の浦万葉薪能の会」のボランティアに時間を割きましたので、毎回、顔を出している「舞夢楽人リサイタル」第27回の演奏会には参加できませんでした。私の同級生の尾崎元昭さんが主催している市民の音楽活動で、手作りの素晴らしい音楽会を年に2回なさっています。今回は祝電だけの参加となったこと、この場をお借りしてお詫びします。次回は、必ず参加させていただきます!!
今日もスケジュールがたいへんでした。本当は、我が広瀬地区の岡公園清掃の日なのですが、昨晩からの大雨で中止が決定されました。それならと、「和歌山掃除に学ぶ会」の皆さんが主催する「そうじ実習」に参加しました。場所は有田市の箕島小学校です。和歌山県中部は大雨警報が出ていましたが、「トイレ掃除」は屋内なので、実行されました。
午前8時半から開会式。その後、9時から班ごとにトイレ掃除を始めます。ちょうど、今年は「和歌山掃除に学ぶ会」発足10周年。そして、今日の掃除は記念すべき100回目だそうです。私は、前から参加したかったのですが、日程が合わず、今日たまたま初めて参加することができました。
この会の活動のバックボーンとなる「日本を美しくする会」相談役の鍵山秀三郎さんも参加、ご指導をいただきました。鍵山さんは「イエローハット」の創業者で、会社創業以来掃除を続け、多くの方々の共鳴を呼び、今や、全国に「日本を美しくする会・各地区掃除に学ぶ会」ができているそうです。
何はともあれ、初心者の私も小便器を一台任されて、素手で2時間近く磨きました。正直、最初はビビリました。鍵山さんの本も読んでいましたから、「覚悟」はできていましたが、やはり、便器を素手で掃除するのには一瞬ためらいがありました。しかし、5分も経つと、もう「マイ便器」になってしまいます。磨けば磨くほどきれいになり、ピカピカになりますから、便器イコール「きたない」ものという感覚はありません。2時間はあっという間でした。一心不乱に磨いているので、精神の集中ができます。便器のスミがきれいになっているかどうか、先輩が便器の中に頭を突っ込んで確認する姿に感動しましたが、自分でも最後にはできるようになりました。
読者の中には、「変な感じ」と思われる方が多いでしょう。私も体験するまでは、半信半疑でした。でも、一度経験するとはまります。しかも、大勢の仲間とやりますから、何でもできます。私の班もベテランのリーダー、サブリーダーに率いられ10数名で楽しく掃除をすることができました。終わった後、参加した人全員が、みんな素敵な笑顔だったのにも驚きました。「トイレ掃除おそるべし!」です。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。