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2008年3月31日

映画「ふるさとをください」に感動!


      (ジストシネマの窓口:撮影岸本周平)

 今朝も6時から、南海和歌山市駅の街頭演説でスタート。小雨まじりの寒い朝でした。いったん暖かくなった後の寒さは、気持ち的にこたえます。でもまあ、何とか8時半までやりました。8時からは日もさして、かなり楽になりました。

 日中は、いつも通りのハードスケジュールをこなしました。そんな中で、久しぶりにジストシネマで映画を見ました。このブログの愛読者(いてたとしたら、、ですが。)の方なら、前回の「男たちの大和」以来の映画鑑賞であると気がつかれたはずです。
 
 和歌山の精神障害者の共同作業所である「麦の郷」をモデルに作られた「ふるさとをください」という映画です。ジストシネマで、3月29日から4月11日まで上映中です。実在の人物がモデルです。その本人さんや奥さんなどに俳優さんたちが取材をしての迫真の演技やオール和歌山ロケの美しい景色も見ものです。

 ストーリーはこれからご覧になる方のためにあえて書きませんが、「苦労することが生きていることや。精神病院にいた時は、普通の人のように苦労したかったんや。」というセリフには感動しました。私がお手伝いしてきた「チャレンジドを納税者にする会」の基本的な考え方でもあり、私の父親から直接教えられた哲学でもあったからです。

 ジェームス三木さんの脚本、富永憲治さん監督。主演は大路恵美さんとベンガルさん。和歌山の景色がとても美しく描かれています。麦の郷は、和歌山市内が発祥の地で、今は西和佐地区にあります。なぜか、監督さんたちの判断で、紀ノ川市の粉河が舞台として選ばれました。粉河の盆踊りも素敵でした。プロの判断力はすごいですね。

 モデルにもなった伊藤静美さんから聞いた話ですが、彼女の役をした藤田弓子さんは2日間、伊藤さんと一緒に生活して、歩き方から洋服の着方まで完全にマネができるようになったそうです。「あの人はプロやわ。」と福祉のプロの伊藤さんが言うと説得力がありました。

 11日までジストシネマで上映中です。一人でも多くの方がこの映画を見てくださることを期待します。よろしくお願いします。

          私たちのために。
          私たちの子供たちのために。  
          私たちの大切な人のために・・・。
          信じられない政治に終止符を打つ。
          そして、信じられる政治を創るために。


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