和歌山県知事 岸本周平 official website

Blog活動ブログ

2008年2月15日

オバマとクリントン

 今、アメリカの大統領選挙がおもしろい。予備選挙の段階でも、これだけ世界中の人々が感心を持つのですから、民主主義の成熟を感じます。民主党では、オバマ候補とクリントン候補がデッドヒートを繰り返しています。今現在、オバマ候補が獲得代議員数で1215人、クリントン候補が1190人とついに逆転。勝利した州の数では、22対12。スーパーチューズデー以来オバマ候補の7連勝です。

 女性初の大統領か、アフリカ系アメリカ人初の大統領か?話題性もありますし、どちらも役者がよいので、ニュース映像を見ているだけでドキドキします。私は、落選中の名もない候補者で、一人で辻説法つまり街頭演説している時には、華やかさもありませんから、参考にはなりません。別の世界のお話と割り切っています。

 しかし、日本でも「演説」は重要だと思っています。聴衆の心をつかむ素晴らしい、一言が言えたらな、、、と、いつも頭をひねっているのですが、なかなか思い浮かびません。今は、素直に政策のお話を辻々でしゃべっているだけです。

 オバマ候補を一躍有名にした演説は次のフレーズでした。

 There’s not a liberal America and a conservative America;there’s the United States of America.

 There’s not a black America and white America and Latino America and Asian America;there’s the United States of America

 「リベラルのアメリカも保守のアメリカもありません。アメリカ合衆国があるだけです。黒人のアメリカも白人のアメリカもラテン人のアメリカもアジア人のアメリカもありません。アメリカ合衆国があるだけです。」

 素晴らしいですね。私はと言うと、昨日も団地で街頭演説をしていましたが、広場で遊んでいる子どもたちに取り囲まれ、しかたないので、相手をしている間に時間ばかりが過ぎていきました。なぜか、最近子どもが寄ってくるんです。

 子どもに、「一票入れたるから、頑張ってよ!」とからかわれたりしても、別に腹は立ちません。小学生が「ガソリンが1リットル当たり25円下がるのは何でなん。」と聞きにきますから、ていねいに説明してあげます。

 あの子たち、家に帰って、保護者の方に「今日、岸本周平と話したでえ。」と報告してくれてるかなあ?


岸本周平 公式サイト

またもや雪の和歌山

2008年2月13日

活動ブログ
一覧へ

民主党政治スクールわかやま

2008年2月16日