（新人なのにお手前の上手なデンマークからの留学生ジョン君）

　昨日は、朝一番に、とある神社の草刈作業に参加してきました。秋祭りのために、氏子の主だった方々でボランティアをなさるというので、草刈大好き人間の周平も参加させていただきました。

　朝は、小雨もようで、すっかり涼しくなっていましたが、作業を始めると汗ばみます。無心で作業をして、きれいになっていく現場を見ると「達成感」があるので、こんなに有難いことはありません。

　掃除が修行の一部となっているのには納得できます。素手、素足でトイレ掃除をするグループが和歌山にもあります。一心不乱でトイレ掃除をすると、爽快感と達成感があるそうです。そのボランティアを続けて、商売繁盛につながったと言う方にお話を聞いたこともあります。

　週末の新聞記事でも、ある中学校で、トイレをはじめ掃除の担当場所を決めて、きれいにする作業を生徒に割り当てたら、崩壊していた学校がよみがえったというものがありました。「そうじ力」の本も出ています。私はすでに読みました。おもしろいですよ。

　先週、ブログに書けなかったことで、補足的に書きますと、写真の留学生ジョン君の茶道のお手前には感心しました。彼は１６歳で、デンマークから来ました。今、星林高校に通っています。日本文化を勉強したくて、お茶のお稽古に来ているんだと言っていました。

　写真の通り、見事なお手前ですが、これで２回目のお手前だそうですから、ひっくり返ってしまいます。最近使っていないので、全くさびついた下手な英語で話をしましたが、しっかりした好青年でした。

　一応、大人の威厳を示すために、講談社から出ている岡倉天心の「茶の本」と新渡戸稲造の「武士道」を２冊、すいせん図書として教えてあげました。英語と日本語が左右のページにのっている本なので、日本語の勉強にもなる一石二鳥の本です。すいせんしてから、私も近くの書店に買いに走りました。次に会う前に読んどかないと、、、！