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2007年8月6日

和歌山放送「大人のラジオ」続編


        (和歌山放送からプレゼントされた番組の録音CD) 

 ラジオの影響力はすごいですね。あらかじめ、メルマガなどで宣伝して聞いていただいた方以外にも、「偶然、車の中で聞いたよ!」とか「家のラジオから突然周平さんの声が!」と言う方が、たくさんおられたのには驚きました。

 皆さん、電話やメールで感想を寄せてくれました。昨年も和歌山放送の「ラジオカフェ」という番組に出演しましたら、それなりの反響はありました。しかし、今回の反応はすごかったです。やはり、あれから1年間、和歌山市内を這いずり回ったおかげかな、、と少し自信をつけました。少しだけですから、お許しください。

 そして、今日和歌山放送の番組の担当の方が番組を録音したCDをプレゼントしてくれました(写真の通りです。)。事務所に遊びに来ていただければ、CDが聞けますので、いつでもどうぞ。お待ちしています。

 内容は、今、企業経営をめぐって流行っている「コンプライアンス」と言う言葉が間違って使われていることを説明する部分が中心です。新聞などでは「法令遵守」と訳されていますが、これは完全な誤訳なのです。

 コンプライという動詞は、本来「合わせる」と言う意味しかありません。どこにも法律(Law)という言葉が入ってないことからも明らかに誤訳です。コンプライアンスの本来の意味は、「合わせる」。強いて言えば、社会の要請に「合わせる」ということなのです。

 社会の要請と言っても広いですから、企業からすれば、最も大切なお客様の注文や要請に合わせるということなのです。今の日本の会社のように、法律さえ守ればよいんだという意味で、コンプライアンスを法務部などで担当していると大きな間違いを犯します。

 なぜなら、法律を作ったり、改正するには1年も2年もかかるからです。たとえば、「環境がたいせつだ!」とお客さん、つまり社会がそう思っても、法律になるには時間がかかります。お客さんに合わせるのをコンプライアンスだと考える企業は今すぐ対応します。法務部が仕切っていますと、法律改正を待ってる間に、お客さんにそっぽを向かれます。

 番組ではこんなお話をさせてもらいました。残りは、私の英語の失敗談を書いた「中年英語組」(集英社新書:690円)の宣伝をしている内に、番組が終わってしまいました。40分がアッと言う間でした。でも、赤井由賀里さんの名司会で楽しくおしゃべりができました。細江さん、赤井さん、どうも有難うございました。

和歌山放送「大人のラジオ」出演!

2007年8月5日

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2007年8月8日