和歌山県知事 岸本周平 official website

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2007年6月4日

衆参同日選挙


      (阪口直人さんと周平のポスターが並ぶ街角のスナップ)

 昨日の午後は、県民文化会館の大ホールで「澤ファミリー&千里フィル」のチャリティーコンサートに行ってきました。澤和樹さんは私の高校の2年先輩で、東京芸大に進まれて、在学中から国際的なコンクールで入賞していた天才ヴァイオリニストです。現在は母校の教授で千里フィルハーモニアの常任指揮者でもあります。

 お嬢さんの亜樹さんのヴァイオリン、蓼沼恵美子さんのピアノ、そして澤さん自身のヴァイオリンと英国のガイ・ジョンストンさんのチェロの二重協奏も含め、3つの協奏曲が演奏されました。

 素晴らしい演奏に感激しました。聴衆も千人を超える圧巻です。大ホールでこんなに大勢の聴衆が入ったのは、昨年暮れの「内田進二先生追悼演奏会」以来久し振りだと思います。アンコールの曲の演奏が終わっても、誰も席を立つことがないのです。千里フィルのメンバーが退場して、会場の皆さんはまさに「シブシブ」退席を始めました。とても素敵なコンサートでした。私の場合、「人の大勢集まる場所に出かける」という不純な動機でしたが、とてもハッピーな気分になりました。

 その前に、午前中は部落解放同盟和歌山県連合会の第52回定期大会に出席してきました。和歌山県選出の国会議員さんたちがほぼ全員こられており、副知事や市町村長さんも大勢並んでいました。民主党からは阪口直人さんが代表してスピーチ。私は、来賓紹介で名前を呼んでいただきました。何しろ、阪口さんの参議院選挙の方が大事ですから。

 しかし、年金問題や現職の農林水産大臣の自殺などで、今や政治の世界は何があってもおかしくありません。「政治は一寸先が闇」とはよく言ったものだと思います。「衆参同日選挙はない。」という人が多いのも事実ですが、可能性がゼロでなければ、心の準備も必要でしょう。衆参同日選挙もありうべしと考えるのがリスク管理の鉄則です。数はまだまだ少ないのですが、写真のように阪口さんの二連ポスターと一緒に周平のポスターも貼るようにしています。

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