（橋本市内の桃太郎はハイキング。「カラス」の周平の声がコダマしました。）

　素晴らしいお天気で、山並みがきれいに見える写真です。これだと、遊んでいるようですが、国道２４号線の北側にある山の斜面に沿って、住宅が立ち並んでいるんです。神戸のような感じです。「桃太郎」をしながら、坂道を上っていくと、山の頂上に出るんです。だから、しっかり選挙活動はしたんですよ。

　でも、紀ノ川をはさんで、遠くの山並みを見ていると、紀州の美しさとのどかさに心がいやされます。それに、「カラス」で話す声が山並みにぶち当たって、こだまになってはね返ってくるのには驚きました。候補者の名前が「山びこ」になって返ってくるんです。素敵でしょう。

　皆さんは、街宣車が候補者の名前を連呼しての「お願いします。お願いします。」という「騒音」に不快な感じを持つことも多いと思います。得票には結びつかないと、私も思います。できれば、そんな運動方法を禁止するべきでしょう。政策で勝負できるような「マニフェスト選挙」に変えていかなければなりません。

　しかし、街宣車に候補者を乗せ、予め時間とルートを知らせて、支援者の方々に集まっていただくには便利なやり方です。それでも、車では時間が読めないこともあります。

　また、お知らせしていなくても、連呼の声で外に出てきた方々に候補者を会わせる作戦もあります。ところが、ゆっくり走っているつもりでも、「街宣車が来たな！」と思ってから家の外に出ると、すでに走り去った後というケースも多くなります。このような場合は、支援者の方々におしかりを受けます。

　その意味で、住宅街を歩いて、「桃太郎」をしますと、連呼に気がついて、ゆっくり出てきていただいても、十分間に合います。その意味では、歩いたり、自転車でゆっくり「桃太郎」をするのはこれからも選挙戦で使えますね。