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2007年3月23日

公示地価16年連続下落


   (住宅地としては和歌山県で一番高い地価の日赤医療センター付近) 

 22日付の公示地価によると、和歌山県は平均価格1平方メートル当り7万6100円となり、16年連続の下落でした。下落率は前年比マイナス4.1%で、全国平均のプラス0.4%を大きく下回りました。

 住宅地で価格が最も高かったのは和歌山市小松原3丁目(日赤医療センター北側)で1平方メートル15万5千円(マイナス0.8%)。商業地では和歌山市友田町5丁目(近鉄百貨店前)が同51万2千円で、和歌山県内の調査地点で唯一16年ぶりに地価が上昇した場所です。日本で一番高い価格は、東京銀座中央通りの山野楽器銀座本店で同3060万円です。3大都市圏では地価は上昇。地方ではマイナスという二分化が進んでいます。まさに、大都市圏と地方との格差の拡大が地価に現れているわけです。

 和歌山県の人口は2000年に107万人でしたが、推計によると2030年には88万人。和歌山市も37万人から28万人に減少するという推計があります。人口の減少は日本全体の話でもありますが、高齢化とともに和歌山の活力を失わせる方向に向かいます。地価も下落する一方となるでしょう。

 和歌山では、今、県外の大学・短大への進学率が9割です。約1万人の高校卒業生のうち、8千人が進学し、その内7千人は県外に出ます。そしてほとんどが県外で就職します。何とか和歌山に若者が働ける場所が必要です。

 和歌山の活性化策に関して、私のホームページの「周平政策の窓」に私見を書きましたので、お読みください。

 

藤本まり子後援会合同選対会議

2007年3月22日

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朝日新聞夕刊(2007年3月23日)

2007年3月23日