出陣式のあいさつ
2021年10月19日、総選挙の公示日です。当日の朝、出陣式でのあいさつを掲載します。
正々堂々と、この選挙戦を戦っていく覚悟です。
『おはようございます。
本日は、お忙しい中、私の出陣式にご参加くださり、ありがとうございます。
今朝、生まれ育った三番町の、近所の「岡の宮神社」に行ってまいりました。
手を合わせて、必勝祈願をしてきました。
これで6回目になります。
たくさんの方に支えていただき、ここまで来たんだなと思いを新たにしました。
今、コロナ禍で、多くの方が深い不安を抱えながら懸命に過ごされています。
自分の健康、家族のこと、親の介護、子どもの教育、生活のやりくり、事業の先行き、老いへの心配、どうなるかわからない将来のこと。
政府与党はその声にまともに向き合おうとしない政治を続けてきました。
私は、議員になってから、ずさんな税金の無駄づかいや行政の問題を追及してきました。
今は、コロナ関連についての給付金や仕事を失った方への支援、子育て、教育、介護の改善を促しています。
もしも、与党がやりたい放題して、誰もそれを止める人間がいなければ、今以上にもっとひどい状態になっていたと思います。
懸命に生きるひとり、ひとりが、安心できる、守られる、そんな政策をちゃんと議論しながら作っていくことが一番大事だと思っています。
私は、その他にも、皆さんの年金が減らないように国会で申し入れをしたり、災害被災者の救済、ひとり親の家庭や障がい者、子ども食堂などの応援ができる法律改正にも取り組みました。
日本の食の安全を守るために、成長ホルモンや成長促進剤を使った牛や豚の肉、遺伝子組み換え作物問題にも関わっています。
地味かもしれませんが、ふつうの人の生活を守ることがとても重要だと思っています。
この4年間、国会議員としてしっかりと仕事をしてきた自負があります。
しかし、いつも応援してくださる皆さんには、本当に申し訳ないのですが、今回も厳しい選挙になりました。
国民民主党という小さな、小さな政党からの出馬になりました。
外交や安全保障、エネルギー問題などは現実的に。
しかし、選択的夫婦別姓やLGBTQなどの心の問題はリベラルに。
国会では、なんでも反対の野党ではなく、具体的な提案をして建設的に議論する。
そのことにこだわりました。
その結果が、今の私の立ち位置です。
初当選以来の岸本党の立ち位置でもあります。
この間、そんな私を、後援会の役員さん、事務所のスタッフ、皆さんで、チームワークで、私のことを一生懸命助けてくれています。
そして、今日、今、ここに集まってくださっている皆さん、
どんな時でも、いつでも、私のそばにいてくれている皆さん
利権もお金もない、まして与党でもない私を支えてくださる皆さん
こういう困難な道ばかりを選ぶ私に、それでも、そばで頑張れ、と声をかけてくださる、ここにいる皆さん。
皆さんが、私の心の明かりです。
皆さんが明るいから、暖かいから、自分はここまでやってこられたのです。
皆さんのために、何が何でも負けるわけにはいきません。
岸本周平はまっすぐに、正直に政治に取組んでいきます。
これから12日間、どうぞお力を貸してください。
よろしくお願いいたします。』