（今朝の朝礼風景）

　今朝は、支援していただいている企業の漬物工場で朝礼に参加してきました。その企業では毎月一日に始業前に朝礼をすることになっているとのことで、選挙のとき以来久し振りに従業員の皆さんにお目にかかりました。

　今朝も、今週の火曜日同様、寒い朝でした。8時45分からの朝礼のスタート時には雨が雪に変わっており、見るからに寒い風景でした。場所は工場の中で、衛生上完全防護の服装で、仕事に向けて緊張した従業員の皆さんを前に、こちらもきちんとお話をしなければいけないと気合が入りました。

　地方選挙の前で、私の他に、県会議員候補の方も参加されていましたので、時間も短めにしなければなりません。政策の話ではなく、駅の街頭演説で気付いた点をお話しました。

　駅の街頭演説は、出勤時の多忙な時ですから、通勤客はこちらの話を聞くどころか、見てもくれません。最初の頃、声をかけてくれたり、手を振ってくれる人は100人に3,4人でした。同級生か親戚くらいです。街頭演説を始めてしばらく経ったときに、ある方が「周平さん、こちらを向いてくれない方にも、心の中で、次の選挙で投票してくれることへの感謝の念を持つんですよ。」と叱ってくれました。

　「おはようございます！きしもとしゅうへいです！」その次に心の中で「ありがとうございます。」と念じます。不思議に、念ずれば声に出ます。そうして、1年間お礼の気持ちを声に出していますと、最初は3,4人だったのが、今は30人から40人の人は、こちらの方を見てくれます。声をかけたり、手を振って下さる方もおられます。「思いは通ずる！」そのことが、落選して始めて分かりました。

　こんな話を朝礼でさせてもらいました。「みんなの思いが通じて、和歌山や日本が良い方向に変っていけますように。」との思いも込めました。