2019年10月10日
保育所の運動会
秋の運動会シーズン。保育所やこども園の運動会に参加させてもらいました。
小さな子どもたちが一生懸命、走ったり、覚えたお遊戯を披露します。
ほほえましい姿に、子どもはお家の宝だけではなくて、それこそ国の宝だなと思いました。
少子化が進んでいく中、この子たちの背中に重い負担を残さないようにと覚悟を新たにしました。
今回の消費税増税の財源の一部は幼児教育の無償化に使われます。
所得の低い世帯では、すでに保育料は無料になっていますし、第2子、第3子と地方単独の無料化も進んでいます。
結局、今回は、所得の高い家庭ほど無料化の恩恵を受けることになります。
逆進性の高い消費税で、お金持ちが得をするという所得再配分の真逆の政策には疑問が残ります。
それより、保育士さんたちの給与水準を引上げるために、この財源を使うべきではなかったか。
幼児教育が無料になれば、当然、待機児童は増えていきます。今のままでは、保育士さんは足りません。
また、病児保育や病後児保育なども、厚生労働省のルールが現場の実態を反映していないため、皆さん困っています。
もっと地に足の着いた政策が必要です。政権を取って良い政治をしなければと悔しい日々が続きます。