2015年9月14日
牧宥恵さんとの対談
根来寺の画僧牧宥恵さんとのトークセッション。今回で4回目となりました。
司会は毎日新聞の坂口佳代和歌山支局長。
安保法案や戦後70年談話、五輪エンブレム問題、沖縄問題など、じっくり語り合いました。
安保法案に関しては、憲法が権力者をしばっている「立憲主義」をないがしろにすることが一番の問題であることを指摘。
戦後70年談話について、言いたいことは山ほどありますが、村山談話と小泉談話を「上書きすること」にならず、そのまま日本政府として引き継いだ結果になったことは、国際的に良かったとの思い。
新国立競技場、五輪エンブレム問題ともに、前回のオリンピックとの違いは、商業主義に冒されていることと、プロジェクトマネージャーの不在についてお話しました。
沖縄について、翁長知事がイデオロギーよりアイデンテテイーによる「オール沖縄」方式で勝利したこと、したがって、これまでの沖縄とは全く違ってしまったことを指摘。
琉球王朝の歴史からも、本土から独立するくらいの勢いです。
そのような独立独歩の気概をすべての地域が持てば地方創世も可能になると思います。
いろいろなお話をしましたが、宥恵さんの当意即妙のユーモアで、楽しく時事問題を聞いていただけたかと思います。
最後にくじ引きで、宥恵さんの三昧画の色紙もプレゼント。
次回も乞うご期待!