若者雇用戦略
今日は、「若者雇用戦略推進協議会」が開催されました。内閣府の大臣政務官として座長をしています。
若者のキャリア教育や雇用のミスマッチ解消などのために今年6月に「若者雇用戦略」が決められました。そのフォローアップです。
メンバーは、産業界、労働界、キャリア教育や進路指導など学校の関係者に加え、NPO法人や大学教授などの有識者です。
内閣府担当の私の他は、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の大臣政務官が出席。もっとも、経産省からは、担当政務官の岸本周平、私が出席、、、、苦笑。
現場の声が聞けて、良い勉強になりました。
要は、キャリア教育や現場でマッチングをする人材の問題。地域によっては、有能な人材がいないことが大問題。逆に、ジョブカフェなどの事業の蓄積で、有為な人材が育っているとの指摘も多かったですね。
目玉は全国16か所の「地域キャリア教育支援協議会」です。
都道府県ごとに、キャリア教育に関する外部人材のマッチングや、インターンシップ・職場体験のあっせん、企業やNPOなどによる出前授業などを推進します。
その受け皿として、来年度予算要求で、全国16か所の「地域キャリア教育支援協議会」が想定されています。
小中学生の時代からのキャリア教育の重要性と、大学1年生からのキャリア教育の有効性が指摘されています。
キッザニア東京は、大繁盛ですよね。でも、これは東京と大阪の子どもしか参加しにくいです。
やはり、地域ごとに出前授業や体験学習などで、子どもに職業とは何かを知ってもらう必要があります。
最後は、文科、厚労、経産の三省の連携が最も大事という結論になります。
これまでは、重複した事業をバラバラに実施する例もありました。
メンバーの先生からもその点を強く指摘された有意義な会議となりました。
ちなみに、11月12日、13日に、ピッタリのイベント「ワークプレイスメント2012」が開催されます。
大学生の諸君は、ぜひ、参加してみてください。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。