JAわかやま新育苗施設完成!
(JAわかやまの新育苗センター「グリーンステーション」。手前の葉っぱは、なすびの苗です。中央は、川口順弘組合長さん。)
昨日、駅前街頭演説を終えてから、上京前の時間を使って、JAわかやまに伺いました。
先月の17日に、竣工式があった新育苗センター「グリーンステーション」の見学のためです。
JAわかやまは、都市型の農業を進めており、政府の提案している農業の6次産業化の最先端を行っています。
生姜丸しぼりジンジャーエールは和歌山市で採れた生姜を使った商品で、昨年の農業新聞で表彰されました。
その他、ロールケーキの材料としての乾燥いちじくなどで、全国的にも注目されている農協です。
これまでの、育苗施設が道路工事のために立ち退かねばならず、川口順弘組合長さんから、新育苗センター建設のご相談を受けたのは、当選してからすぐのことでした。
早速、農林水産省の担当課長さんと相談し、後輩の主計局農林担当主計官のところへ行きました。補助金にはいろんなメニューがありますが、JAわかやまがやりたい施設に、最も合う補助金を探してもらいます。
当然、申請する方も、身の丈を制度に合わせていく必要があります。それでも、予算を査定する主計局も巻き込んで、一緒になって、相談していくと良い提案ができます。
おかげさまで、JAわかやまの育苗施設には補助金をいただくことができました。
ダッチライト型の鉄骨ハウス2400㎡。播種システムは全自動。苗のプランターもすべて全自動で運びます。
全国でも、最新の設備が完成しました。竣工式には私もお招きいただいていたのですが、ちょうど予算委員会と重なりましたので、残念ながら出席できず、、、、涙。昨日、初めて見せてもらいました。
地元の主婦が、なすびの接ぎ木の作業をされていました。接ぎ木をすることで、強くてたくさんの実のなるなすびの苗ができるそうです。
川口組合長さんは、さらに、糖度の高いトマトの品種改良をして、苗の供給や育て方の指導、ビニルハウスの建設資金の融資などをパッケージにしたプロジェクトを準備中とのこと。
まさに戦う農業の現場を見せていただきました。
「日本の農業は弱いから、TPPができたら、壊滅する」というような弱音をはくことなく、前に前に向かって進むJAわかやまの幹部の皆さんの姿勢に、おおいに勇気をいただきました。
また、JAわかやまの敷地内では、これも私がお手伝いして補助金をいただいた食品加工場の建設が進んでいました。5月に予定されている竣工式には、ぜひ、出たいものですね。
これからも、地元の農業振興のために、私のこれまでの人脈と経験をフルに生かします!
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。