日本・スウエーデン友好議員連盟
(ラーシュ・ヴェリエ駐日スエーデン大使と記念撮影。)
一日中、社会保障調査会と税制調査会の合同総会。合間に、役員会。息つくヒマもありません。
そんな中で、1時間だけ、日本・スウエーデン友好議員連盟の総会に参加。
初会合です。役員は田中参議院議員が会長で、私が幹事長。今年1年、スウエーデン大使館と交流をしてきました。
今日は、ラーシュ・ヴェリエ駐日スウエーデン大使を講師にお呼びして、スウエデーンの政治、経済、文化に関してお話をうかがいました。
ヴェリエ大使は学生時代から日本語を専攻され、日本大使館にも何度も勤務された日本通です。
見事な日本語で講演をしてくださいました。
スウエーデンは、高福祉高負担の国、ボルボやエリクソンなどの国際企業のイメージがあります。
研究者による著作や論文はたくさんありますが、私の知る限り、スウエーデンの実像を判り易く書いた本は、藤井威著「スウエーデン・スペシャル」だと思います。
全部で三部作で、2002年から2003年にかけて出版されていて、少し古いデータに基づきますが、内容はポイントをついています。
私も、財務省と経産省時代、何度か会議や調査でスウエーデンに出張しましたが、実感にとても近いです。
著者の藤井威氏はスウエーデン大使を3年間勤めた経験に基づき、著作を出版。彼は、たまたま財務省の先輩にあたりますので、点数が甘くなっているのかもしれませんが、古き良き時代の官僚がインテリであった最後の世代に属します。
スウエーデンを愛し、日本の将来を憂えての三部作のことを、ヴェリエ大使のお話を聞きながら、思い出しました。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。