日本サッカー協会90周年おめでとうございます!
(復元され、イングランドサッカー協会から贈呈されたFAシルバーカップ。)
今日、日本サッカー協会の90周年の記念式典がありました。
明日からの臨時国会に備えて、上京していましたので、顔を出してきました。
1921年に大日本蹴球協会が創設されてから、90年、、、とのことです。
イングランドサッカー協会が創設されたのが、1863年。その10年後の1873年に、英国海軍教官団が訓練の一環として、日本海軍にサッカーを教えたのが、日本の「サッカー事始め」です。
国際サッカー連盟(FIFA)が設立されたのが、1904年。
そして、1919年、英国大使館のウイリアム・ヘイグ書記官補の尽力により、イングランドサッカー協会(The FA)から、FAシルバーカップが日本に贈られました。当時の日本体育協会嘉納治五郎会長が受け取っています。
このことが、きっかけで、大日本蹴球協会が発足したそうです。その年、現在の天皇杯全日本サッカー選手権大会にあたる競技会の第1回大会が開催され、このFAシルバーカップが優勝チームに授与されました。
その後、日本でもサッカーが盛んになり、1929年にはFIFAに加盟。1936年のベルリンオリンピックでは日本チームはベスト8まで進みました。
ところが、1945年に、このFAシルバーカップは、戦争のための政府の「銀回収」の対象になり、溶かされてしまいまいました。
戦後、日本は1950年にFIFAに再加盟。1968年のメキシコオリンピックで銅メダル。
1991年、Jリーグ発足。その年に、すでに日本女子代表はFIFA女子ワールドカップに出場しています。
1993年には、「ドーハの悲劇」。そして、1998年に悲願の日本代表FIFAワールドカップ出場。以来、4大会連続出場し。2010年南アフリカ大会ではベスト16入り。
今年のなでしこジャパンのFIFA女子ワールドカップの優勝は言うまでもありません。
私は、子ども心に釜本選手の日本チーム銅メダルから、参加意識があります。
Jリーグの試合もよく見に行きました。ドーハの悲劇の夜は眠れませんでした。
日本サッカー協会の小倉純二会長とは、2000年に発足したワールドカップ日韓共同開催の勉強会以来のお付き合いです。
(小倉純二会長との記念撮影。)
今回、小倉会長のリーダーシップで、イングランドサッカー協会から、復元されたFAシルバーカップが再び贈られました。
来年の天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝チームに授与されるそうです。
日本が、実は、明治以来、いろんな意味で世界の中で生きてきたことを再認識できたイベントでした。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。