河村たかし名古屋市長
今日、河村たかし名古屋市長にお会いしました。
私が、陳情要請対応本部の副本部長をさせていただていおり、東海・近畿ブロック担当なので。
陳情の内容は、名古屋市そのものではなく、震災対応や、浜岡原発停止による電力不足対策などでした。
河村さんとは、私が財務省や経産省で仕事をしている頃に、政治家VS官僚の関係で仲良くさせていただいていました。何度か落選しながら、政治家になられた河村さんには、官僚には無い魅力があって、よく議員会館に伺っていました。
アイデアマンでもあり、今回の震災では、陸前高田市役所に30人を超える職員を派遣されています。「市役所丸ごと支援」というコンセプトだそうです。
市役所の主な仕事を分担できるように、チームで「丸ごと」名古屋市役所の機能を移したそうです。
昔話もしながら、盛り上がっておりましたら、河村市長から、首都機能分散のアイデアとして、「たとえば、臨時国会を名古屋で開いたらどうやろか。大阪と交代ばんこでもええぎゃあ。」とのご提案。
確かに、いくつかの首都機能を東北やその他の地域に移す議論は始まっていますが、本格的に移転するまでには、時間がかかります。
大阪や名古屋なら、大きな会議場や宿泊施設がありますから、2ヶ月か3ヶ月の臨時国会を開催することが簡単にできます。
そうなら、福島市や仙台市、盛岡市でも可能ではないか?
河村市長の減税一本やりの政策には必ずしも100%同意はしていませんが、久しぶりに河村市長の名古屋弁を聞きながら、次から次へとアイデアが湧き出てくる会話を楽しませていただきました。
先の市長選では、民主党推薦の候補が河村市長に負けたわけですが、「ノーサイド」のホイッスルが鳴った以上、協力できるところは心を一つにして、震災復興や経済回復を共にやっていきましょうとの結論になりました。