和歌山フラメンコ協会の森久美子先生
(森久美子先生と記念撮影@紀三井寺のデザフィナード)
なかなか、ブログの更新ができなくてすみません。
先週末は和歌山で忘年会。そんな中で、19日の日曜日は、和歌山フラメンコ協会のクリスマスパーティー。
会長の森久美子先生のご講演がありました。
http://www.la-danza-andalucia.com/kyokai.htm
ご自分が、フラメンコを学ぶ過程で、ぜひ本場のフラメンコを習いたいと一念発起。1989年に、子どもさんを連れて、3カ月スペインに行かれた時の経験談を元に、フラメンコの歴史をお話くださいました。
その後、ご自分のフラメンコ舞踏団を率いて、ニューヨークをはじめ、海外での公演活動もされています。
昨年、和歌山県文化奨励賞も授与されました。
その森先生が、はじめて講演されるとのこと。
フラメンコのお話は、もちろん勉強になりました。しかし、感動したのは、「最初にスペインに行った時に、言葉の問題も、文化の違いもあってなじめなかった。でも、その壁を越えると、スペインの人が好きになれた。」というお話です。
私も、アメリカに行って、最初は言葉が通じないことのもどかしさに悩みました。言葉が通じても、文化の違いにビックリ。その方がきつかったですね。
私の経験談は、集英社新書「中年英語組」に書きましたが、まったく同じ経験をされていたことを知りました。
これまで、森先生にはお世話になり、親しくさせていただいていましたが、ご経験談をうかがい、「同志」のような連帯感を感じました。
二人の子どもさんを連れて、海外に飛び出す勇気に感動します。
今、日本人の、特に若者の「内向き志向」が指摘されています。
どうか、若い皆さん、海外に出て、異文化に触れて、苦労してみませんか。その先には、森久美子先生のような、おもしろい人生が、、、きっとあるはずです。