北朝鮮の韓国砲撃に関して
(JR和歌山駅前での街頭演説。後ろは、応援に来てくれた小原舞代議士、工藤仁美代議士。)
昨日は、和歌山県知事選挙で一日中街頭宣伝活動。この飛び石連休はずーと地元ででした。
民主党のキャラバン隊として、写真のお二人の小原舞代議士、工藤仁美代議士に加え、高村勉代議士、山本剛正代議士の4人が一日中、街宣車に乗って街頭演説。私も、午前中は候補者と一緒に街宣車に、午後は、キャラバン隊に合流して街頭演説。
さすがに、冷える一日でしたが、熱く燃えました。
午後5時半からは、枝野幸男幹事長代理も加わって、JR和歌山駅前で個人演説会。
寒い中、大勢の皆さんに集まっていただきました。
(枝野幹事長代理と一緒に岸本周平後援会幹部とのタウンミーティングに出る岸本周平。)
そのさ中に、枝野先生から「北朝鮮の韓国砲撃」の情報をいただきました。
街頭宣伝活動中は、I−Padなどの携帯端末でニュースを見るヒマはありません。
枝野先生と合流して、その話を聞いて、ほんとうにびっくりしました。その間も、枝野先生は官邸や党幹部と連絡を取り合っておられました。
私が政調会長補佐として担当している国家戦略室は危機管理担当ではないので、情報はなかなか入りません。いささか縦割りの弊害を感じましたが、枝野先生の表情から緊迫感がうかがえました。
ヨンピョンド島への砲弾での攻撃で韓国軍兵士が二人死亡、民間人も数人が負傷し、大きな被害が出ました。
休戦協定は1953年。私が生まれる前のことですが、確かに「休戦」であったことを痛切に感じました。
北東アジアの地政学的な不安定さは、先の尖閣諸島の問題で明らかになりましたが、立て続けに、私たちの日本が置かれている現実を直視する結果となりました。
いたずらに、感情的になってはいけません。冷静に、日本の置かれている立場を考え、外交、安全保障上の戦略を立てるべき時です。
ここで、日米安全保障条約の意義をもう一度確認する必要があります。
そして、韓国やASEANの諸国とも地域の平和構築についてアライアンスを組んでいくべきです。
その時に、これまでの日本の外交が、開発援助や環境問題などシビリアンパワー戦略をとってきたことが生きてきます。うろたえる必要はまったくありません。