今日、２０１０年度予算案、税制関連法案が衆議院を通過しました。

　これまで、予算委員会と並行して、財務金融委員会で予算関連の税制改正法案の審議をしてきました。

　私は、幸いにも通常国会から、同委員会の理事に選ばれて、国会運営のイロハを学ぶことができました。

　委員会の審議に参加するだけでは、どうしても受け身になります。理事会では審議のスケジュールを決めます。予算委員会の運び、さらには議院運営委員会の動向が刻々と変わるにつれて、こちらの委員会のスケジュールも影響を受けます。国会運営のダイナミズムを実感することができました。

　このブログでも、何度か書きましたが、野党は結局スケジュール闘争で、審議引き延ばし、審議拒否で抵抗します。「民主党も野党時代は、同じじゃなかったか？！」とも言われますが、しかし、スケジュール闘争はいただけません。

　今回は、私も質問に立ちましたが、野党の委員の皆さんも、専門的な知識を使って、素晴らしい論戦が繰り広げられました。もっともっと、国会論戦に力を入れるべきだと思います。

　午後は鳩山由紀夫総理を招いて、財務金融委員会での締めくくり総括審議。理論派の与謝野馨元経済財政担当大臣と菅直人財務大臣の討論は聞き応えがありました。

　その後、本会議の採決でで２０１０年度予算の年度内成立が可能になった瞬間。閣僚席の鳩山総理、菅財務大臣には安堵の表情が見てとれました。国民の生活を守るために、予算の成立がいかに重要か、議員としてその仕事の責任の重さを痛感した瞬間でした。

　　　　　　　　　　　　　私たちのために。
　　　　　　　　　　　　　私たちの子どもたちのために。　　
　　　　　　　　　　　　　私たちの大切な人のために・・・。
　　　　　　　　　　　　　信じられない政治に終止符を打つ。
　　　　　　　　　　　　　そして、信じられる政治を創るために。